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2023.08.28更新

今回は、アイスクリームやかき氷はむし歯になりやすいのかについてご紹介します。
暑いこの時期はアイスクリームやかき氷がおいしい季節ですよね。特に夏休みにはお祭りなどのイベントで食べる機会も多いかと思います。

 

●むし歯の原因は
そもそものむし歯の原因は、プラーク(歯垢)の中にいるむし歯原因菌が産生する酸です。この酸により、エナメル質が溶かされてむし歯になります。むし歯原因菌が餌としているのは糖質ですが、この糖質には様々な種類があります。中でも多くのおやつに含まれる「ショ糖(砂糖)」はむし歯原因菌が好む糖質なので、注意が必要なのです。

 

●むし歯になりやすいおやつとは
むし歯になりやすいおやつの特徴は、①糖質が多く含まれている、②口の中に長時間停滞する、③歯にくっつきやすい、の3点です。つまり、飴やガム、チョコレート、ドーナツのようなものは歯にくっつきやすく、食べるのに時間がかかるものなので注意すべきでしょう。

 

●アイスクリームやかき氷はむし歯になりにくい
では、今回のテーマであるアイスクリームやかき氷はむし歯になりやすいのでしょうか。これらのおやつには糖質は含まれているものの、さっと溶けるため口の中に残る時間は短く、歯にもつきにくいものです。したがって、アイスクリームやかき氷はおやつの中ではむし歯になるリスクが比較的低いと言えます。ただし、アイスクリームの中にチョコレートやクッキーが入っているものはむし歯のリスクがやや上がるので気をつけましょう。そして、いくらむし歯のリスクが比較的低いからといって、食べすぎには要注意です。回数や食べる量を決めて、むし歯を予防しながらおいしくいただきましょう。

 

そして、夏休みの期間中には定期検診もお忘れなく。
WEBからのご予約は24時間可能です。お気軽にお問い合わせください。

投稿者: 藤田歯科豊中ステーションクリニック