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2024.08.30更新

今回は、子どもの歯ブラシを選ぶポイントについてご紹介します。子どもに適切な歯ブラシを選ぶことは、お口の中の健康を守るために非常に重要です。適切な歯ブラシの使用は効果的にプラークを除去し、むし歯や歯ぐき炎の予防に繋がります。

 

●ヘッドの大きさ
子どもの口は大人に比べて小さいため、適切なサイズのヘッドを選ぶことが重要です。ヘッドが大きすぎると奥歯や細かい部分に届きにくくなり、効果よく歯磨きができません。また、子どもが口の中で扱いやすいサイズでなければ、歯磨き自体がストレスになってしまうこともあります。歯が生えたばかりの赤ちゃんに選ぶようであれば、8mm程度のものがおすすめです。子どもの成長に合わせてヘッドの大きさも定期的に見直し、適切なサイズの歯ブラシを使うようにしましょう。

 

●毛の硬さ
歯ブラシの毛は「やわらかめ」、「ふつう」、「かため」の3つに分類されますが、子どもには「やわらかい」または「ふつう」の毛を選ぶのが理想的です。硬い毛は歯や歯ぐきを傷つけるリスクがあるため、避けましょう。柔らかい毛は歯ぐきに優しく、まだ歯磨きに慣れていないお子さまにも適しています。また乳歯から永久歯への移行期には歯ぐきが敏感になることがあるため、特に柔らかい毛の歯ブラシを選ぶと良いでしょう。

 

●柄の太さ
歯ブラシの柄の太さは、子どもの手の大きさに合わせて選ぶことが重要です。小さな子どもには持ちやすいように太めの柄が適しています。太めの柄は握りやすく、力がまだ強くないお子さまでも無理なく把持することができます。滑り止めがついている柄は、子どもが自分でしっかりと歯を磨くサポートにもなるでしょう。年齢が上がって手先の器用さが増してきたら、少し細めの柄の歯ブラシに切り替えるようにします。

 

●まとめ
今回は、子どもの歯ブラシを選ぶポイントについてご紹介しました。子どもの歯磨き習慣をサポートするために、年齢や成長に応じた適切な歯ブラシを選びましょう。当院では0歳からの口腔機能検査や、幼児期からの機能的マウスピース矯正治療も行っています。お子さまのお口の中で気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

投稿者: 藤田歯科豊中ステーションクリニック